南宗寺堺市をドライブしているとなんだかお寺らしきものがあったので入ってみました。南宗寺と書いてあります。 お庭が綺麗なお寺です。 臨済宗大徳寺派の寺院で、大坂夏の陣で全焼したが、沢庵(たくあん)和尚によつて再建された。と書いてります。 境内に入って暫く行くと山門(甘露門)があ利ました。 1647年(正保4年)の建立、国指定の重要文化財らしい。 南宗寺は茶道・茶人にゆかりが深いお寺らしい。 さすが千利休のいた堺ですね。 お庭も綺麗、真っ赤な葉っぱは紅葉しているのではないらしい。 だって、今は春ですものね。 仏殿(大雄宝殿)です。 本尊の釈迦如来を祀っているらしい。 天井に狩野信政筆の「八方睨みの龍」が描かれているのだそうです。 建物は1652年の建立、これもまた国指定の重要文化財。 この奥には壇家さんたちのお墓がたくさんあります。 千家一門の供養塔。 中央に利休の墓、左右に表千家、裏千家、武者小路家の墓、さらに三好一族の墓もあります。 三好一族とは戦国大名の三好元長、三好長慶親子をはじめとする一族。 三好長慶は南宗寺最大のスポンサーだったのだそうです。 また、徳川家康の墓もありました。 俗説では大坂夏の陣で家康は八尾の真観寺境内で重傷を負い、この南宗寺で落命し、葬られたといいます。 この墓は戦後の建立であるが戦前までは、小さな墓があったらしいです。 なお、南宗寺では、家康を槍で突いたのは後藤又兵衛という話も伝わっているらしい。 なんだかまことしやかで面白いですね。 南宗寺の瓦の模様のお饅頭があると聞きましたが、ちょっと食べてみたいのですが、どなたかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか。 ご存知でしたら教えていただけないでしょうか。 こんな、瓦です。 瓦のお饅頭のことは詳しくわからずじまいでした。 お饅頭のことばかり考えていたら甘いものが食べたくなってきたので、この近くにある『かん袋』へ行って『くるみ餅』を食べることにしました。 さすがに『かん袋』はすごい人気ですね。 日曜日のせいかも知れませんが、店内は『くるみ餅』を待っている人であふれかえっていました。 レジから長い行列が出来て、店の外まではみ出していました。 次々に人が入っていきます。 私は普通のくるみ餅を食べましたが、周りの人々はたいていかき氷のくるみ餅を食べています。 ちょっと疲れた時は甘いものがおいしい。 今日もお寺紹介がいつの間にか甘いもの紹介になってしまいましたね。 でも、旅はおいしいものがつくといい思い出がひとつ増えます。 良いお天気、新緑のいい季節、そして美味しい食べ物。 今日のお散歩は大成功でした。 |